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CG

前回に引き続き、現場にあまり影響されない系作品です。
ひとつ目は
「ファイナルファンタジー」

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えっ、ファイナルファンタジー?
…というと「ゲーム」のFFが真っ先に思い浮かぶ方が殆ど…
というか全員だと思いますが…これはゲームではありません。
といっても無関係では決してなく、共通したスタッフが作った映画なのです。

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という言うわけで宣伝効果は、それなりにあったはずだし、
そして、スタッフの熱意も並々ならぬものがありました。
宣伝効果もあり、熱意も半端じゃなかった…
それなのに、どうして知名度は低い(売れなかった)のでしょう?

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見れば分かりますが、内容のほうは斬新です。斬新すぎます!
しかしこの斬新さが逆にネックになり、評判が宜しくなかったのでしょうね。
平凡な作品なら、案外、逆に話題になったかも…
人気の下地はあったわけだから。

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視聴者が引いちゃったんでしょね、突飛な物語の設定に。
私はいち作品としては、こういうのもありかなーと思いますが、
このネームバリューでは許されない事だったんでしょう。

ともあれ、なんと言っても私が注目して欲しいのはCGです。
2001年の段階でこのクオリティは凄まじいでしょ?

2つ目
「アバター」
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ご存知、私が敬愛するジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作品です。

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この作品は、CGの部分が多いですが、
実写の部分もそれなりにあり、せいぜい半分CG作品という所なので、
ここで紹介するには不適切ということになるのですが、物語の展開を考えると、むしろ、ここでこそ紹介するべき作品だと思えました(察して頂けるだろうか…)。

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という訳で、日米のCG作品を紹介しましたが、物語自体もかなり個性的な内容で、
両国のCG映画の行く末を占う、あるいは占ってきた2作品であると言えると思います。

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まず日本の方は、非常に早い段階で最高レベルのCG技術に達していたということです。
そしてCG技術そのもので言えば、現在もトップを守ってるといって良いのではないでしょうか?
では、なぜその技術が日本の映画に活かされていないのか?
それは、「ゲーム」や「アニメ」などのいわゆる〝サブカルチャー〟にその技術が流れていってしまっているからです。もったいない話だと思いませんか?

米のほうの注目点としては、
キャメロン監督ほどの方が、これ程CG技術に特化した作品を作っているという事実です。
そして、彼以外の著名な監督らも、全編CG作品などに挑戦しています。
これらはいったい何を意味するのか?

「CG技術」とそれを駆使する「ゲーム」などの「サブカルチャー」。これらが、今後の映画界を左右していきそうな気配なのです。

  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2014-06-29 07:01 | 大作を違った視点で見る

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