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ザッツ ブシドー

私の嗜好的、日本の名作。

「新撰組!」
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三谷幸喜さんにありがちな茶化すところが、
特に、大河ドラマとしてはマイナスで、
その悪癖さえ出さなければ、不朽の名作として、世に残った事は間違いありません。

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近藤、土方、沖田、山南、永倉、斉藤の6人は、
売りも違って、それぞれに魅力的です。(その他の人は私には、良くわかりません)
おそらく各々のキャラに熱狂的に惚れた込んだ人も、多いんじゃないでしょうか?
例によって、その辺が私の嗜好に当てはまる作品です。

信じられない事を言うかもしれないが、
この作品が幾多の幕末作品の中でも
最も史実に近いのではないか?

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細かい部分ではなく、
全体として、新撰組とはこのような連中だったと思うのである。
(まあ、芹沢のようにもう少し荒っぽいかったとは思うが…)

その後、伊東や武田といったうさんくさい人間に、
振り回される事になるが、
彼らを重用する近藤に異を唱える方もいるだろうが、
この面子で足りないのは、まさにその辺りなので、
その点でも筋が通っている。

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あとは、本来なら坂本竜馬をはじめ、佐久間象山、勝海舟、桂、西郷
といった著名人と関わる事は、殆どなかったはずで、
実際はもっと不自由で、しがらみも多かったんだと思います。
その結果、権力を求めるあまり内部より瓦解する。
その過程を物の見事に描いている作品ですが、
しかし、現実はさらに厳しかったと思われます。

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近藤勇は、武士でした。

「日本一の武士の心を持った百姓になって見せる」

その言葉どおりの人生だったと思います。
田舎の出、百姓の身でありながら、これだけ語り継がれる人生を送ったのです。
のちの時代の人々が、
彼らの、善悪とはまた違った心胆に、心惹かれるのも無理からぬ事だと思います。

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彼は、最後逃げませんでした。
(異論はあるでしょう。私もそのひとりです。私なら逃げます)
しかし、彼らしい最後だったと言えるでしょう。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-02-28 21:44 | その他の傑作

CUBE

今日は、ちょっと、皆さんに問いたい。
実は先日、このクソ作品を見ました。
「CUBE」
(ネタバレ注意)

実際は、クソ作品と言うほどでもないのだが、
評判がいいということで、勢い込んで見たので、
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あまりにショックが大きく、絶望的な思いに駆られたので、
クソ作品として紹介します。
そういう意味で「バタフライ・エフェクト」に追随する失望でした。
バタフライ・エフェクトは絶対の期待を持って、裏切られ
この作品は微かな望みを抱いて、それすら裏切られた…という感じです。

この2作品は評判が良く、良く耳にする作品です。
これだけ評判がいいのだから、さすがに見る所があるのだろう…と思って、
期待やある意味、安心感を持って、観賞させていただいたのです。

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しかし、いざ、ふたを開けてみると、
その正体が、このような作品らであることは非常に遺憾です。

さて、作品に関してですが、
素数→数学者→因数の数→知的障害者
という流れは、良いと思う。
(といっても厳密に因数の数が判明する必要性はなく、素数がわかれば解りそうなものだけど)

しかし作品自らが、この素晴らしい点を否定してしまっている。

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脱獄者、警官、看護婦、設計士、数学者、知的障害者
皆、クリアするのに必要な人間である。
わざわざ、そういった不可欠な人間を選んだんじゃないのか?

これが誰の意思でもないって?

誰が作ったのかもわからない?

こんなけったいな物、誰が作ろうとする?
仮に思いついたしても、
そうそう建設を実行に移すような輩は、世間広しとそうはいないと思うぞ?

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殺人が起きてるんだぜ!?

作った大元には忘れられちまったが、
取り合えず、完成させた建物に人を入れてみた。
…で、済む問題か?

この作品は、頭脳系に属しますが、その点に関しても、特筆すべき点はない。
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終盤でデカルト座標って、今頃何言ってんだよ。
真っ先に思うだろ普通。あったま悪すぎる。
それに順列で、時間までわかる訳ないじゃないか。
テキトーな事言ってんじゃねぇよ。
あとこの構造なら、何も出口とやらにこだわる必要はない。

しかし、この作品で一番問題なのは、
人間描写である。
特に、警官の描写がおかしい。
彼は序盤の描写では、あれほどの悪人には見えない。

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肩を持つわけではないが、
当初からの行動で言えば、
性格的にそういう要素を持ってはいるだろうが、
あそこまで、残忍な人間だとはどうしても思えない。

問題の場面でも、間一髪の所で掴んだのは、
他でもない、彼である。
おかしいだろ、この行動は?

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「頭脳的きらめきの面」でも、
「人間関係の描写の面」でも、
はっきり言って「平凡」な作品です。

皆さんは、こんな作品がいいんですか?
だとすれば、私は皆さんが評価する作品など作れない。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-02-24 23:26 | クソな作品

バック・トゥ・ザ・フューチャー・シリーズ

考えたが、タイムスリップについての本質は、やはり話さない事にします。
所詮、ブログです。
やはりそういうことは、自身の作品の中で話したい。

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今日は「バック・トゥ・ザ・フューチャー・1・2・3」
(ネタバレ多少、含みます。観てない人などいないだろうが)
タイムスリップ物と聞いて、おそらく多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、
この作品ではないだろうか?

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タイムスリップの定義に関しては、最初に挙げた「タイムマシン」と、
ほとんど同じ認識に基づいている作品で、
にも関わらず、こちらの作品の方が違和感を感じないのは、
3D技術レベル的に精密な描写がなされていないためだろう。

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この作品は、タイムスリップの展開も面白いが、
ハラハラドキドキの描写が抜群にうまい。テンポがよく、表現が豊かた。

作品全体が、おもしろく楽しく、童心にかえれる。
「SF物」でなく、「アクション物」でなく、「頭脳系」でもなく、
まさしく「アドベンチャー物」というカテゴリーがしっくり来る作品だね。

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キャラクターに目を向けると、
マイケル・J・フォックス演じる主人公もカッコ良く魅力的だが、
博士のドクが、個性的で魅力的である。
大胆かつ冷静、まさに「理想のじじい」と言えるだろう。
スピルバーグは、その辺を敏感に察知し、
続編3は、彼を主人公にしたスピンオフ仕立てになっている。

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彼のエンターティナーとしての感受性と、
創作者としてのセンスを示している。

最後に、タイムスリップの本質を避けすぎてもあれなので、
タイムパラドクスをひとつだけ、言っておく事にしよう。
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例えば、2でマーティーは自分らが家庭を持った未来に行くわけだが、
その時代のビフが年鑑を持って、デロリアンで若い自分に渡し、また未来に戻ってくるシーン、
本来なら、戻れるのは、すでにビフが年鑑で金儲けした後の未来である。
したがって、マーティーが家庭を持った未来は存在しないはずになる。
ついでに言えば、デロリアンもないので、マーティーたちがその後、旅することも出来ない。

これはほんの一例で、そういった矛盾は、いくらでも出て来る。
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とはいえ、そういったことを考えてばかりいるのは無粋な事で、
それほどの意味のないことでもある。
まあ、あるとすれば、矛盾してないと言い張る人間に、
思い知らせるときだけである。

さて、残る二つのタイムスリップ作品は、
「知る人ぞ知る」という表現がぴったり来る2作品です。
だから、映画紹介としてはうってつけの作品と言えるでしょう。

といっても、知っているのは、前者は年配の方、後者は若い人、
と作られた時代が違います。
しかしその紹介は、最近見たクソ映画とザッツシリーズを紹介したあとと致します。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-02-22 02:03 | タイムスリップ

R-1グランプリ

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面白かった。この人のネタ。
今年最高のピン芸人に押します!
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-02-19 19:25

ザッツ プリズン

今日は監獄物。

一般的、監獄物名作。
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「トゥルー・クライム」
(同名の映画がありますが、クリント・イーストウッド主演の方)
「ザ・ハリケーン」「告発」「ショーシャンクの空に」の
3大監獄物に続く、次点と言える素晴らしい作品。

前に「ペリカン文書」で、
ジャーナリストの意外な力というのを提言しましたが、
この作品もジャーナリストが活躍します。
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私はメディアの力というものに、正直、疎い人間なので、その点に関して、
〝個人的に他の3作品より価値がある作品〟と言えます。

他にも、
最後のキーになる人間も難しい立ち場の人間のはずで、私には考えられない展開。
なんといっても、そういうところが意味のある作品ですね。

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ジャーナリストと言う、特に資格もない人間が、
これだけのことが出来るんだ…
という事を表現している事が、前述の3作品にはないので、
総合力では劣っていても、存在感があります、特に私にとっては。

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それと物語の展開上、
「理由」(ショーン・コネリー主演)という作品とセットで観ると、
面白いかもしれないという提案をしておきます。


嗜好的監獄物。
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「フォートレス」
残念ながら、改めて見直したら、
正直、それほど面白いとは感じませんでした。

近未来SF監獄物で、
はっきり言って脱出不可能。
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これほどの厳しい環境を、
突破する工程が私の嗜好をくすぐる。
ショーシャンクぐらいだと簡単そうに見えちゃうのかな。
(ホントは簡単じゃないのにね)

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この作品も、色んな登場人物がでてくる所が、
面白い。

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なんか監獄物の映画を評価する傾向にあるな、俺。
最近は「プリズン・サバイブ」と言う映画を観たし。なんでだろ?

関係ないですが、他に最近観たものでは「20世紀少年」は2章見た限り、わけ分からなかった。「ヘブンズドアー」は結構面白かったです。

次回なんですが、正直、これまでタイムスリップの本質を避けてました。
(一応、創作者の端くれなんで)でも、いい加減避けてばかりもいられませんか?
紹介するのは、タイムスリップの代名詞とも言える超有名作品。
ちょっとだけ突っ込んだ話をしてみる…かも…
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-02-05 23:59 | その他の傑作

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