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ザッツ サイエンス

一般的名作と、私の嗜好的作品。
今日はサイエンス物。

テーマは、前者は「ロケット」後者は「ロボット」
実はこの二つの産業は対照的である。
「ロケット」は作用反作用を源とするある意味、力ずくの産業なのに対し、
「ロボットのCPU」はまさに創意工夫の極限で、小型化、低価格化が進んでいる分野だからだ。

しかし、2つの作品を見るとその両者よりも、その間、
つまり工程途中の試行錯誤が、最も困難な部分であると思い知らされる。
細かな形状や寸法、使用する材料、
その他、制約条件を満たすアイディアの模索などである。

そしてなによりも障壁となるのは〝社会的な抵抗〟である。

サイエンス物、一般的名作。
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「遠い空の向こうに」
(元タイトルは「オクトーバースカイ」いちいち変な和訳にしないで欲しい)

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この作品は、その〝社会的な抵抗に屈しない情熱〟が、
最大のテーマである。
そして、周囲の協力と、和解。
まさに夢の実現のストーリーがここにある。

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それと、作中では目立たないが、
この作品は、授業のあり方にアンチテーゼを唱えている部分がある。
この作品の主人公は勉強が苦手だったのに、
最後は校内一の秀才も舌を巻くほどに向上している。
前に「グッドウィル・ハンティング」の時に触れたように、
こういう実践的な勉強こそ、本当の勉強なのだ。

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この作品は、実は伏線の張り方が、微妙で、
かなり無理クリ、撮影を進行している節が見られる。
ハリウッド映画でも、そういう背景があるのかと、
裏側がうかがい知れるのは貴重である。


私の嗜好的サイエンス物。
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「ロボコン」

ここに邦画が割り込んでくる事が、不思議でしょうか?
しかし私は十分、紹介するに足る、なかなかの作品だと断言します。

なんと言っても魅力なのは登場人物が個性的であること。まさに私の嗜好的要因です。
チームが前者と同じ4人組と言う事で、
どちらの4人が魅力的かと考えれば、こちらに軍配が上がるでしょう。

しかも、特筆すべき点もあるので、そういう意味でも価値のある作品です。

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ただ、ひとりの俳優が、せっかくの4人の魅力的な関係を壊してしまっている。
それは小栗旬くんである。
彼は自分を出して、他の役を喰ってしまっているのだ。
タレントとしては良い事なのだろうが、1作品の紡ぎ手の1人としては、うまくない。

逆に、役に徹しているのが塚本高史くん。
彼は他の作品でもそうやって演じているように見受けられる。
制作者側としては、どちらを使いたがるかは言わずもがなだ。

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さて、この作品の特質すべき点とは、
撮影の仕方。
非常に自然な形の撮影で、まるで本当に大会に参加しているように見えるだろう。

個人的に好きなのだが、この撮影の仕方は、早い時はすぐ撮り終わるが、
上手くいかないときは、何度も撮り直す事になると思う。

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だから、おそらく俳優泣かせ。
逆に自然体で演じられる面もあり、
前述の件もこの独特の撮影法も関係しているかもしれないと付け加えておく。

さて最後に、映画とは関係ないが、近年コンピュータ(CPU)の能力向上が頭打ちである。
これは創意工夫による向上にも限界がきている事を示していると思う。
だから、CPUも宇宙科学のように、
根本的出力の向上やレアメタルの使用など「力ずく」の方法が、
革新的な進歩に繋がるではと、私は見ている。

次回は予定を変更して、続けてザッツシリーズ3回目。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-30 19:20 | その他の傑作

バタフライエフェクト

今日、紹介するタイムスリップクソ映画。
「バタフライエフェクト」
ネタバレ? こんなクソ作品に、
〝著作性〟があるとでもいうのか!? …ない!

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まず、題名でもあるバタフライエフェクト…つまり「カオス理論」と、
本編は何の関係もない(もっともらしいタイトルに騙された)。
これで関係があると言ってしまったら、世の中の全ての事象に、当てはまってしまうだろう。

さらに言えば、冒頭で主人公が研究している事の延長線に、
タイムスリップがあるかのように描かれているが、
結局のところ、この作品に於けるタイムスリップの手法は、
遺伝性の超能力であり、
ついでに言えばそのために、なぜ日記が必要なのかも不明だ。
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まあ、それらの事はいいとしても、
一番、問題なのは主人公が、
まったくタイムスリップを活かしてないという事だ。
特にタイムスリップ後の行動がお粗末過ぎる。

より良い未来にしようという、
執念や計画性が全く感じられない。
結果として、私が恐れた通りに結果に陥ってしまう。

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とにかく殆どの展開が、イチイチ予想通りなので、フラストレーション溜まりまくりの作品なのだ。

もちろん、主人公の性格が気にくわない事もあるが、
この作品は、主人公の意思、発想が、作品全体のそれであり、
要するに作品としても、意外性のない展開、
ハートの感じられない描写、というクソ作品な訳。

これまでのタイムスリップ名作に共通する事は、
タイムスリップを活かして、運命に立ち向かおうとしている点だ。
しかし、それでも安楽な結果には決してなっていない訳で、それが世の中というものだ。

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しかし、この作品の主人公は、ガッツや予測力が乏しすぎる。
これで良く全教科オールAだっけ? を取れるものだ。

こんな人間では、
何度、過去に戻っても
ロクな人生にならない。

一方、この作品はタイムスリップを途中、
種主である父親に止められる事になる訳だが、タイムスリップが、
物理的に、不可能な事はあっても、
倫理的に、やってはダメという事はちょっと無理がある。

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特に、この作品の場合は、
ちょうど過去に記憶が飛んだ時を埋める形で、
タイムスリップを起こせる、
この点は、他のタイムスリップ物と違って、
独創性がある訳だが、
むしろ、記憶が飛んだ時はタイムスリップせざるを得ない
ともいえる性質の物なので、
他のタイムスリップ物に比べ、倫理的に止める理由は薄い。

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とにかく全体的尺度がおかしい。

しかし、こんな作品だが、ふたつだけ、いいシーンがあった。
それは恋人の父親を罵るシーンと聖痕を作るシーンである。
勇気ある正しい選択であり、素晴らしいアイディアであった。
この点だけだったら、名作と言っても良い。
作り手もそれを承知してか、作中でもこの直後はそれなりの結果になっている。

あとのいい所としては、展開が早い事。
目まぐるしい程で、そこは評価できる。
まったりしてるよりはいい。
(例え、予想通りのクソ展開だったとしても)

一応は、これだけの展開を、
手間ひまかけて作ったのだ。
努力賞でもやろうか。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-28 07:04 | タイムスリップ

日本のタイムスリップ名作

「戦国自衛隊」

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この作品は、タイムスリップに関しては、
格別な描写をしていないし、さほど重要なポイントではない。

むしろその事によって〝置かれた状況〟がインパクトがあり、
タイムスリップはそのための〝きっかけ〟でしかない。

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この作品は、戦争の場面の描写が凄い。
黒澤明監督もそういう描写が上手いと言う話を聞くけど、
正直、代表的な数作を拝見した限りではわからない。

ただ、今の日本ではありえないが、
一昔前の日本はこういう描写は案外、得意分野だったのかもしれません。

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作中では軍事力が大きく物をいい、
戦争がテーマで、物語を形作っているため、
この描写の素晴らしさが、そのまま、作品の説得力に繋がっている。

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こういった描写に嫌悪感を抱く人も、
私の言ってる事自体は理解できるのではないだろうか。


「時をかける少女」

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この作品のタイムスリップの仕方は、
ラベンダーの薫りを嗅ぐと
タイムスリップしてしまうというとんでもないもの。

とはいえ、それを含め、
過去を変える事で、己の欲望を満たす考えもなく、
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ひたすら、純粋、清らかな、
少年少女のドラマが繰り広げられていて、
作品全体を通して、全く悪意がないため、
いちゃもんをつける気にならない。

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原作者は筒井康隆さん、
どうしてこんな乙女チックな
描写が出来るのだろう。

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パラドクスを考えれば、矛盾点がいくらでも出てくるはずだが、
それを考える気にすらならない。

元の過去、次の過去、その次の過去、
その別々の展開全部が、美しく見えるから不思議だ。


両作ともに、漫画・アニメ・映画・ドラマ、たくさんの派生作品が存在する。

次回は、タイムスリップ物でも、悪意が感じられるクソ作品。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-21 23:06 | タイムスリップ

告白

…という本を読みました。
まあまあ、面白かったです。
私のように人間付き合いのヘタな人は、読んだ方がいいかも。

現実の人間関係は、物語(作り話)のように上手くいかない…と言う事が、
この作品の肝です。

しかし、読まれる場合、注意が必要です!
これこそ作り話なので^^
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-20 01:10

ザッツ ボクシング

実は1作品で、紹介できる程の作品はもうネタ切れ
(あるいはあっても長編もので観直すのも大変)で、
それには及ばないまでも、紹介したかった良作6作品を、
○○物…と言う感じで、2作づつまとめて消化していきたいと思います。

前者は、一般的な名作。
後者は、私の嗜好的作品。
そんな図式で、やっていきたいと思います。

今日はボクシング物。


ボクシング物、一般的な名作。
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「シンデレラマン」

主人公が、まず立ち向かう敵。
それは「貧しさ」
この作品は、非常にハングリー。

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そして、そういった状況下であればこそ、
不屈の闘志、真の友情が試される。

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今、日本は不景気と言う事で、
こういった作品には勇気付けられるものがあります。

そして次に、襲い掛かってくる敵は、
「死への恐怖」

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文化大国にあって、あえて戦士として生きるのがボクサーである。
女性には理解できない世界ですが、
男には命を懸けなければならない時がある。
それを教えてくれるのが彼らである。


次にご紹介するボクシング物、
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「ロッキー4~炎の友情~」

この作品は、私のモロ好みの構成になっている作品です。

民主主義と社会主義、異なる文化の闘争。
かたや自然トレーニング。
かたや科学トレーニング。
そのコントラスト。

そして、リング上で戦った者同士の友情。

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これは完全に私の嗜好に当てはまり、
皆さんの評価は分かれるところでしょう。

それに関しては当然のことで、
良いところも、悪いところもありますからね。

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ただ、シルベスター・スタローンの作品は、
これまで「ドリヴン」「勝利への脱出」と紹介して来ましたが、
良きにつけ悪きにつけ、私の場合、
彼と言えばこの作品なのです。

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他にも全くない訳ではありませんが、
「私にとってのスタローン」=「ロッキー4」
と理解して頂いても差し支えありません。
(違かったら、私自身の彼に対しての評価も変わってしまいます)

次回はタイムスリップ編に戻って「日本の名作」「クソ作品」と紹介していきます。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-12 20:24 | その他の傑作

ターミネーター2

今日、ご紹介する大作は、
「ターミネーター2」
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誰もが認めるこの作品。しかし逆に、大手を振って最高傑作にあげる人は少ない。
だが、あえて言わせて貰おう。
この作品は、史上最高傑作である。
(ネタバレ含みますが、みんな見てるでしょ?)

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そして私にとって、非常に感慨深い作品です。
なぜなら、私の尺度とかなり一致する作品だからだ。
したがって、私はこういう作品を創るだろう、いや…絶対創る、約束する。

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この作品の主人公・シュワちゃん扮するT-800は、
はっきり言って、男の中の男である。
(面白みがないが、それも含めて男なのである。男は愛嬌ではなく現実行使に邁進するものだ)

ターミネーターは、サイボーグと言うより完全なロボットである。
(そういえば「A・I」「ショートサーキット」「ザ・フライ」あたりで、人工知能について話しましたね。一応、創作者の端くれなんで、その辺はあまり軽々しく話さない事にする)
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私の理想の男性像とは、彼である。彼のようになりたい。

作り物とはいえ、ロボットが理想って言うのも変な話だ。
しかし私がそう思うのは、ある意味、当たり前なのだ。
なぜなら1の隠れテーマが「恋愛」だとすると、
2の隠れテーマは、実は「父親」だからだ。

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おそらく、キャメロンは、
子供を守り抜く、理想の父親像をこの作品を通して描いたに違いない。
目的を達成するため、
なにより大切な者を守るため、
感情を押し殺し、
自らをマシーンと化すことこそ、
男の生き様なのだ。

この作品はホントに面白い。
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まあ、開発者であるダイソンが、
死んでしまう事だけが気に食わないくらいですかね。

私がこの作品を、ストレスなく観れる理由を考えてみた。
それは実は、キャメロンが私がストレスに感じる要素を、
うまく避けくれているからだった。

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というのは、敵である「ターミネーター」や「スカイネット」は、
機械である。生き物じゃない。
だから、生物が持つ基本的な欲求。
特に人間の欲望。特に性欲。
そういった物を奪いに来ることがない。
不要に人を傷つけて喜ぶ事もない。

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戦わなくてはならない相手だけど、
ヒドイ憎しみを抱く事もない相手だとも言えます。

あえてそういう生々しい人間の悪意を描かないのも、
キャメロンの優しさであるんじゃないかと思います。

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やはり、最も恐ろしいのは「人間」ですね。

だから、先回も触れた事だが、
実は敵のターミネーターを倒したいだけじゃなく、
むしろターミネーターが、軽薄な人間達を一喝していくのも、
また心地いいのだと言う事が、今回の映画紹介を通して初めて気づいた。

それともうひとつ、戦う相手が機械、と言う事で、
戦争反対の私の尺度としては、抵抗を感じないという事もあります。
人間と違って相手が機械なら、気がねなく打ち倒せますからね。

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さて、新作ドラマの「サラ・コナー・クロニクルズ」ですが、
1~6話まで観た限り、全然面白くなかった。
これからご覧になる人に当てて、観るに当たってのアドバイスをさせていただくと、
キャストが違うので、何時の出来事なのか分かりにくい場合は、
この映画のすぐ後のエピソードだと思えば理解し易いだろう。
なんか長丁場のドラマって事で、ミステリー的に描いている。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-06 21:55 | タイムスリップ

タイフーン

次回のターミネーターのレンタル開始まで、
まだ随分時間があるので、この機会に名作と言うよりも、
今までどういった形で紹介しようかと迷っていたが、
どうしても紹介しておきたかった作品をご紹介しよう。

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その作品とは「タイフーン」
(似た名前のドラマがありますが、関係ありません)

この作品は、
ハングリーな作品として特集しようか、
あるいは北朝鮮がらみで紹介しようか、
散々、迷いました。

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結果、それらの作品の頭数が揃わない事もあり、
さらに名作とは言えなくても、
この作品は1作品として紹介するに足る作品である
と判断し、単体で紹介する事としました。

なぜ、私が名作にしないのか、
今までの映画の寸評をご覧になってきた方なら、
もうお分かりになると思うので、あえて言いません。

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私は結構、北朝鮮びいきです。
もちろん北朝鮮政府はクソですが、
「北朝鮮人」は、それとは関係ないと思っています。
単に不幸な民族です。

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拉致被害者の方々が、
無事の戻ってきたときは、
本当に胸をなでおろしました。

そして北朝鮮人と共に暮らした彼らが、
北朝鮮の実情を、
我々に伝えてくれる事は、貴重な事です。

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このような
ヒドイ目に現実にあっているのでしょうか?

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ご覧になった方なら、お分かりになると思いますが、
この作品は、意外と大作です。
当然、韓国では名の知れた作品なのでしょう。

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このような、日本では考えられない内容の作品を、
大金をかけ真剣に作る土壌が、韓国にはあるんですね。

そのパワーが、今日の韓国の繁栄を築いているように、
私は思いますね。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-03 18:15 | アジアの作品

天気

今日、雹が降りました。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-02 19:37

新年

あけましておめでとうございます!

次の更新のT2ですが、ドラマのレンタル開始まで、もう少しなんで、
ドラマを見てから、更新します。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2009-01-01 08:49

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