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ブラッドダイヤモンド&ラストサムライ

今日ご紹介するのは、エドワード・ズウィック監督の
「ブラッドダイヤモンド」と「ラストサムライ」

この2作品は、非常に完成度が高く。
ズウィック監督は、もはやハリウッド界においての、
映画作りここに極まれりと言っていいだろう。

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まず、「ブラッドダイヤモンド」

正直、この作品は、あまりに話が都合良過ぎるので、
私は名作とは、言い難いですが、
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普通の人は面白いと思うでしょう。
その点、「シティ・オブ・ゴット」に似てるのかな。
ただ「トロイ」的な意味合いもあるんだと思う。

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まあとにもかくにも、完成度バツグンで、
美しい仕上がりの作品です。

まずタイトルが素晴らしい。
次いで、基本となる原案が素晴らしい。
(3丁目の夕日なんかもその点が優れている訳で、その時点で勝ったとさえ言える)
物語の展開も見事で、流れるようで心憎い。

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映像的にも凄いのひと言。


「ラストサムライ」の方は、
文句なく名作だと思います。
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タイトルもカッコイイですね。
無論、かの超有名大作を忘れた頃だったという前提のもと、
という但し書き付きですがね。

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原案も特に我々、日本人にとっては素晴らしい。。
しかし向こうの人達は、こういう話をどう感じるのだろう?

物語の展開に関しては、こちらはそれ程、
鮮やかな流れはありませんが、
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しかし、ハートがある。
両方合わされば、最高なんですけどね。

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ただ、何はともあれ、今作品で最も目を引くのは、日本の俳優。
渡辺謙、真田広之、小雪。
誰が選んだのか、文句のつけようのない、最高の面子だ。

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小雪さんは、この役は若干似合わないかもしれないが、使いたい気持ちは良くわかる。
もし、私がプロデューサーなら
間違いなくこの3人を選ぶ。

さて、今回は今後のハリウッドを占う人物、
エドワード・ズウィック監督作品をご紹介しました。

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次回は、今回とは逆に、タイトル 完成度に、
問題があるものの、
「ザ・ハリケーン」「ショーシャンクの空に」
とならび、3大監獄物の1つと言える名作です。
これだけでわかる人もいるでしょう。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-10-27 00:24 | その他の傑作

ゴースト&コーリング

今日ご紹介するオカルト系作品。
「ゴースト」と「コーリング」

毎度おなじみ2作品紹介と言うことで、一応、比較は致しますが、
今回に関しては、単純に私が認める数少ないオカルト系映画
と言うことで紹介すると言う意味合いが強いです。
(一応、気を付けてますが、ネタバレになっていたらごめんなさい)

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「ゴースト~ニューヨークの幻~」

デミ・ムーアの出世作ですね。
この作品は、オカルトでもなくラブロマンスでもなく、
コメディのような気がしますが、まあいいでしょう。

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この作品で、一躍、時の人になった、
ある意味主役のウーピー・ゴールドバーグさん。
彼女の主演の「天使にラブソングを」も
いずれ紹介しようと思います(どんな形かわかりませんが)。
彼女の扮する霊媒師の存在が、この作品をコミカルな名作にまとめている。

この2作品を比較することで、
もたらされるメリットは〝視点〟である。
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この二つの作品は、共に霊的所業を通じて
愛する人への大事なメッセージを
伝えることを目的としていますが、
その視点が正反対です。

共に主人公は男性なのですが、
コーリングの主人公は普通の人間で、
ゴーストの方は幽霊である。
だから、この二つを見比べることによって、

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逆に相手の女性の立場を、考える事が出来ます。
かみくだいて言うと、
コーリングを観る事を受けて、ゴーストの方は、
びっくりするばかりか、非現実性に困惑し、
これほど苦悩する出来事なのだと、わかりますし、

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ゴーストを観る事を受けて、コーリングの方は、
なんで、こんなに訴えてるのにわかってくれないんだ
…というまどろっこしさ(笑)
がわかるというものでしょ?

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実は両作とも、むしろ女性の方が、
非常に聡明であると言えるのかもしれません。

「コーリング」
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この作品はホラーのような演出がある。
でも、霊的現象の行使というのは
現実にはこう見えるのかもしれませんね。
(私には全く縁のない出来事なので知りませんが…)

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ラストは、これまで申し上げたような試練を
乗り越えているわけですから、
もう少しハッピーでも良かった気がしますね。
特に医者としての能力を使わせてあげたかった。

こうしてみると、
オカルト系作品は、相手を信じる心を表現するのに、
適しているジャンルと言えるのかもしれません。

次回は、今、ハリウッドで注目の監督作品を
紹介したいと思います。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-10-12 23:54 | その他の傑作

陰日向に咲く

「陰日向に咲く」
劇団ひとり原作の映画である。(ご覧になってない方はご遠慮ください)
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実は、私はおそらく皆さんより、彼のことは良く知っている。

彼は元は、スープレックスというお笑いコンビで、
担当はボケ(ダウンタウンで言うところの松本人志、一応)
ボケに関しては、そこそこのレベルだった。

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自身は積極的にはしゃべらず、トークの中心は相方に任せ、
あくまでオチを受け持っていた。
ピンになったら、そんな訳にはいかないので、
その辺り、相当苦労していたように見受けられる。

しかし相方に関しては、お笑いの実力も熱意も平凡(ただ見た目はカッコ良かったが)で、
コンビとしては、下の中なので先は見えていた。

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案の定、コンビが解散し、当然、
もっといい相方を探すのだろうと思っていたが、
結局、ピン芸人・劇団ひとりとして、今日に至るのは、周知の事実である訳です。

ただでさえ、ボケもそこそこだっただけに、もはや、消え行く運命なのだろうと見ていました。

しかし、その後、なぜか売れていきました。
私にはピン芸人としても、
それ程のことをして来たようには写らなかったのですが…なぜなんでしょうか? 
なぞです。

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私が思うに、おそらく私と同じように
昔の彼を知るファンが、彼を根強く支えている
から、だと思う。

と言うわけで、コンビとしてもピンとしても、いまいちだった訳ですが、

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この作品は違う。

そういった彼の経緯から推察するに、
その経験・苦労を生かした、情緒的な感慨深い作品なのだろうと思いきや
どうしてどうして、紛れもなく展開が面白い正統派の作品でした。

彼の過去を知るだけに、私としてはまったく予想だに出来ない事だったので、
まさに突如出現した、といった感じだったのだ。

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彼がこれほどの作品を書ける能力を秘めていたことは、
全然見抜けなかった…
もし、このような作品がまた書けるのであれば、作家こそ、彼の天職である。

…とここまで書いて、ちょっと不安だったのと、どうしても確認したい事があったので、
原作をさらっと読んだところ。

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今まで言った事撤回します!

やはり、私の推察は、6割方当たっていました。
6割方、情緒的な感慨が優先した作品でした。映画化した監督さん・脚本家さんがうまくまとめていたんだね。
まあ、残り4割は正統な筋道があり…微妙ですね。

私がどうしても確認したかった事とは、
この作品は、他のキャラクター・エピソードに関して、

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全て繫がっている(そこがこの作品の凄いところ)、
しかし〝みゃーこ〟の話だけは、完全に独立しているので不思議に思ったのです。

劇団ひとりの実力を、勘違いした私は、おそらく原作は繫がってるのに、
映画スタッフが変えてしまったんだろうと、思ったのです。

しかし、そうではなく、
監督さん・脚本家さんが、逆にここまで繋げたというのが正しかったんですね。
大変に、素晴らしい作品にしてくれました!

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しかし、ここまで上手く繋げるなら、〝みゃーこ〟の話も繋げようよ。
健一=ゆうすけ、にすれば、全部繫がるじゃんよ。

次回は、オカルト系傑作を紹介します。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-10-05 17:26 | その他の傑作

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