<   2008年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 

サスペンス頭脳系

まずは、ジョディー・フォスター、
アンソニー・ホプキンスの出世作。
トマス・ハリス原作「羊たちの沈黙」

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恐ろしい殺人鬼にして、頭脳明晰な天才・レクター教授が、
心を許したジョディー・フォスターふんするヒロインのために、
俗に言う〝アームチェア・ディテクティブ〟で、
猟奇殺人事件を解決していくという作品。

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最も際立っているのは、レクターの鬼才ぶり。
続編は、総じて不評だが、
個人的には「ハンニバル」は、あれだが、
「レッドドラゴン」や「ハンニバル・ライジング」は、
それなりに楽しめたのだが、どうだろう?


次は、ジュリア・ロバーツの代表作にして、
デンゼル・ワシントンの出世作。
「ペリカン文書」

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うら若き女子大生が、
その類まれなる才能によって、
政治がらみの迷宮入りの事件の真相に
辿りついてしまう。

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その彼女が頼ったのが、デンゼル・ワシントンの凄腕ジャーナリスト。

個人的な事証を言わせてもらうと、
意外な、ジャーナリストの力というのを、
この作品で知った。


それから、ブラット・ピットとモーガン・フリーマンの代表作。
「セブン」

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連続殺人は、いずれも狂気に満ちていて、
常軌を逸脱した世界が広がっている。
そして役者の真に迫った演技も手伝って、
犯人の周到さが際立っている。

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ちなみに、ラストを完璧に読みきったのが、
私の自慢だったりする。
まあ、7つの大罪は知っていたからね。

最後は、ブルース・ウィルスとハーレイ・ジョエル・オスメントの代表作。
「シックスセンス」

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精神科医・マルコムが相談する少年は、
なんと幽霊が見える。
いわゆる成仏できないで、この世を彷徨っているわけで、
その能力が問題を解決する糸口になる。

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ブルース・ウィルスの演技力が光っている。
それにしても、この少年は毎日こんな体験をしてるとは、
気の毒なことである。


さて、次回はこれらに勝るとも劣らない、
日本の頭脳系名作をお届けしよう。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-31 18:56 | その他の傑作

トランスフォーマー

実は、ある試みを思案していたため、
更新が遅れました。

ただその前に、
今日ご紹介するのは「トランスフォーマー」

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スピルバーグ監督作品ということで、
かなり注目されてしまったのが、運のツキ。
期待はずれだったと、酷評される結果になってしまいました。

この作品は、ハリウッド映画としては、
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〝これ以上ないぐらいの子供だまし〟です。
…と言っても、これはけなしてるのではなく、褒め言葉です。
この作品は、大人が期待して観る類の映画ではありません。
ズバリ、この作品は子供向けです。
もちろん、お金も人材も使っているので、
あからさまに、そういう訳ではありませんが、

そう観れば素晴らしい作品です。

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私は、実際あんな設定じゃ、ロクな映画を作れないと、
高を括っていたので、全く期待ぜずに観たものですが、
どうしてどうしてなかなかの出来映えでした。
こんなテーマで、よく話をまとめたものだ。

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まさに、プロの仕事を見せてもらいました。

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しかし、元々の設定自体が、大人の期待に添えられるような
代物ではないのです。

前述のように、私は全く期待せずに観た訳ですが、
そこには、幼き日に見た〝トランスフォーマー〟の
姿がありました。

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日本の作品をパクらず、ちゃんと立ててくれたのです。
そう、まさに〝実写版・トランスフォーマー〟そのものです。
正義と悪をちゃんと描き分けているので、
子供向けとしては、これほど適任のハリウッド映画はないのではないでしょうか…

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もし、劇場にこれを見に足を運んだ、家族連れがいらしたら、
いい思い出になったのではないだろうか?

さて、冒頭で述べたある試みについて、話しておきます。
その試みとは、誰でも知ってる有名な名作を、どどんと一挙に紹介し、
いやいや日本の作品も決して、それらに負けていませんよ。
…と、いった形で日本屈指の作品を紹介しようと言う試みです。

もちろん、それらも有名な名作も、もしご覧になっていない方がいれば、
この機会に観ていただくというのもありです。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-31 02:08 | その他の傑作

自然界は戦争、でも人類はそれを変えられる

前回の更新に関して、なんかいろんなところから
戦争を肯定するのか的な意見を
いただきましたので、説明させていただきます。

確かに、アキレスを肯定することは、
戦争を肯定することにも繫がるように感じますが、
実際は違います。
彼は、戦争と言う状況の中で、必死に生きただけです。
ただ純粋に、男…雄として。
つまり、ある意味自然な生き方なのです。

自然界は、弱肉強食、戦争の世界です。
自然に生きたら、男は彼のようになるのです。

事実、世の中の殆どの人間は、
自分の所で戦争が起きたら、戦争に参加するしかありません。
そうなった時、彼の尺度に従うことになるのです。

ですが、その尺度で必死に生きることは、
戦争を起こすどころか、戦争の悲劇を伝える材料になると、
私は思います。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-25 13:21

トロイ

今日、ご紹介する名作は、
「トロイ」
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しかし、世間での評判は芳しくない。
だが、あえて言わせて貰おう。
この作品は、歴史物最高傑作である。
(今回も多少ネタバレ含みます。細心の注意をしますが、及ばない時はご了承ください)

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そして、私にとって、非常に感慨深い作品です。
…というのも、この作品の作者の性格は、
おそらく私とは、正反対だからです。

したがって、私はこんな作品は絶対に創らない、いや…創れない。

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この作品の主人公・アキレスは、
はっきり言って、男の中の男である。
(残虐なところもあるが、それも含めて男なのである。男はそういう業を背負っているものだ)

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この作者は徹底して男の尺度で生きてきた人間なのでしょう。
私は違う。
だから、この作品とアキレスには憧憬や畏敬の念があります。
(…といっても、私が勝ってる部分もあるし、それに誇りも持っていますがね)
そんなこんなで、1シーン除き、殆ど全ての出来事が、
私の尺度とは、ずれているのです。
全ての出来事が、私の描き方とは違う。
そしてだからこそ、非常に稀有で貴重な作品とも言えます。

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その例外的ワンシーンとは、ラブシーンです。
ただし私の場合、本当に斬り付けるが…
(これは「シービスケット」の時にも触れましたが、
やることやらずに分かり合う…というのが気に食わないんでしょうね)
ともかく全体で、全く違う尺度なのに、ラブシーンだけ同じように描くだろう、
というのは、面白いですね。

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この作品は男の尺度の作品なのですが、
逆に、男らしくないキャラクターに、慰めを表している点も特徴的と言えます。
その彼の体たらくに、相手の男が
「こんなヤツかいいのか」
といった意味の事を訴えますが、
私も心の中で同じ事を叫んでいました。
だが、その彼に対し、女は、

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「自分より強い相手に挑んだだけでも勇敢です」
と、言って慰めている。
言われてみれば、そうだ。
なるほど。人の所業の判断は、かくも深く困難なものなのだと、思い知らされる。

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しかも、この作者は彼に大金星を与えている。
(なぜ、そこまで肩を持つのか!? しかしそれもまた否定する事は出来ないのだ)
独特だが、興味深い尺度である。

さらに驚くべきことにこの作者は、〝アキレス腱〟や〝トロイの木馬〟など、
有名なエピソードを、敢えて〝軽く流している〟
私には考えられないことだ。
私なら、どんな痛快なエピソードにしようか、どうしても頭を悩ませてしまう所だ。
だが、そんなものは小手先なのだ!
おそらく、それが言いたいのだろう。

純粋な質の高さもさることながら、
私と反対の尺度から描かれているので、
その点も価値がある尊いライバルと言える史上屈指の作品である。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-20 21:29 | 隠れた名作

ザ・フライ1・2

今日ご紹介する
「ザ・フライ」
1・2とあります。

確か「スパイダーマン」のくだりで、
紹介する約束でしたよね。

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しかし、皆様に謝らなければなりません<(__)>
残念ながら、今見たらそれ程面白くありませんでした。

でも、見るべき点はあるので、
紹介しても良いでしょう。

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当時としては、斬新で、
しかも細かいところを除けば、
学術的に(スパイダーマンなんかより)
ずっとつじつまが合っている。

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唯一、コンピュータの描き方に問題があるぐらいです。

というのは、この作品では、
コンピュータに質問を入力し、
それに対して解答する形でやり取りをするのですが、
これはまず無理です(不可能ではないが)。

こういったやり取りが可能になるのは、相当先のことです。
コンピュータが処理できないと言うよりも、
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扱う人間側が、効率よく情報を注入できないのである。
将来、必ず実現する技術であるが、
当分は無理である。

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この作品は瞬間移動。遺伝子組み換えなど、
高度な技術を表現していますが、

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このコンピュータの実現がまず、世紀の大発明と言える。

次回は約束どおり、ベン・ハー&グラディエーターを超える
時代物最高傑作。

私が、個人的にライバルのように思っている、大切な作品です。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-15 18:51 | 勉強材料

ショートサーキット1・2

今日は予定を変更して、
こちらを紹介しよう。
「ショートサーキット」
私は2が好きなので、両方見て欲しい。

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実は、近日これのリメイク版が公開されるらしい。
私に言わせれば、これほどの名作のリメイクを作ろう
などと言うのは無謀もいい所だが、
同じスタッフだと言うことなので期待しよう^^

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非常に素晴らしい作品で、
ハイテクものだけあって、
全体的にインテリで軟弱な感があるのと、
本来なら犯罪となる
破天荒なことをしておいて、
平然としているのが理不尽と言えるが、
まあ、目をつぶろう。

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主人公・ジョニー5は、
自分は〝人間〟だと主張している。
これは本人が言うまでもなく、
彼は紛れもなく〝人間〟である。

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反論として、
人間=ホモサピエンス
だと主張された場合、
そうなると、言葉の定義の問題だ。
それなら、こうだ。

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彼は〝生きている〟
ハイレベルな知性を持ち、生きているならば、
もはや人間との違いは、わずかでしかない。

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外見など、何の問題でもない。

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ちなみに彼は「インプット!」が口癖だが、
TV版では島田敏夫さんが声優をやられていて、
「データ」と訳されていて「データだ、データだ!」と叫んでいたのも良かった。

人工知能といえば、A・Iの時にも触れたが、
あれの主人公も人間である。
しかもある意味人間以上なわけだ、スピルバーグ並みに^^

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あのとき人工知能の描き方の問題を指摘しましたが、
この作品はある程度、人工知能を正しく描いているので、
比べてみて違う所が、おかしいのである…
と言うことに、今回はとどめておく。

もしこのブログをお読みの方に、人工知能ロボットを作る夢を、
お持ちの科学者さんがいたら、ヒントをあげよう。
まず、いいロボットではなく、悪人のロボットを作る事も視野にいれてみよう。
善人より悪人を作るほうがより簡単なのだから…

次回は、そういったコンピュータの描き方が
唯一の欠点とも言える作品。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-08-07 22:33 | 好きな作品

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