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電車男

今日は約束どおり、日本のドラマ。
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「電車男」
を好きな作品として紹介しよう。

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いつもの事ながら、この作品の主人公も優れた人物だと思う。
すなわち、この作品の素晴らしいところは、
主人公・電車男やそれを支えるネット住民らとの触れ合いの
魅力に他ならない。

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いかにも冴えない、もてない、非戦闘的な
オタク系の人間の良いところを見事に描いていると思う。
俺もまあ、どっちかって言うとそっち系だしね。

この作品は、ドラマとしては現時点で出来うる限りの事を、
最大限につぎ込んだお祭りのような豪華な超大作と言えるだろう。
金と力にものを言わせる事や、
途中、マンガチックにちゃかすところが度々あるのが、
個人的に嫌いだが、よくぞここまで、描ききったと感服する。
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しかし、この作品にも物申すところがある。

それは、エルメスの母親を味方につける場面だ。
よりにもよって〝私がこれだけは言って欲しくない〟
…というセリフを吐かせてしまっているので、
正直がっかりだ。

作中でも1・2を争うほどの重大な場面だと思うので、
非常に残念である。

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とはいえ、クライマックス、みんなで彼を助けるのだが、
それだけの説得力のあるキャラクターだった。

こんなことはありえない、と一笑に付す言う人もおられるだろうが、
やや過剰表現はあるものの、展開や人の心情に関しては、
それほど、矛盾してないように思うのだがどうだろう?
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という訳で、電車男は素晴らしい人物だし、
ハッピーエンドなのはいいのだが、
好きな人に好きというのに
「がんばって!」はないと思う。

なぜか、そういう重要シーンにケチをつけざるを得ないのが欠点だ。
そこが唯一、気に食わない。
しかし、ひょっとしたら、その辺を私が気に入るようなシーンにしていたら、
こんなにウケなかったのかもしれませんがね。

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ともあれ素直に幸せになって欲しいと思える話であった。

次回はアカデミー大賞(アメリカ)の超大作二作を、
比較検討したいと思います。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-28 17:03 | 好きな作品

大丈夫!

怪我の様子を。

ここまで回復しました
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-23 19:02

SAW

さあて、そろそろこれを紹介してもいいだろう。

前回のクリムゾン・リバーは、
これを紹介するための免疫作りでもありました。
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今世紀最高峰スリラー
「SAW」
(例によってパート1に限定)

しかしこの作品は、どギツイ表現がある猟奇殺人物です。
私ははっきり言ってこの手の物が苦手です。
同様の理由で、敬遠して観てない方にぜひお勧めしたい。

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観るのは無理?
ダメだ。辛抱して観ろ。
(逆に、何を言ってる、どこがどギツイんだ。
それに誰でも知ってる作品じゃないか! こんなものいちいち紹介するな
…と言う人ごめんなさい。世の中いろんな人がいるんですよ)

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この作品は、道徳的に私の考えにそぐってないし、
正しいとはいえない。
とても前に申し上げた希望や展望には程遠い作品である。

しかし、ここまでの事を考えられる者は、
多少道理を逸脱しても許される…というのは少々乱暴だろうか?

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あえて、苦言を呈せば、元刑事への疑惑が余計だ。
でなければ疑惑が本命に移る過程が欲しかった。

それと最後、これは脚本ではなく演技・演出の問題なのだが、
なんと一番大事なところで失敗しているのが残念すぎる。・゚・(ノД`)
なんで、テイク10でも100でもやり直さなかったのか!?
それが調べてみて納得、〝低予算〟 lll○| ̄|_ 

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ところで、この作品は続編もまあまあだ。
(ちなみにⅢのひき逃げ犯がいい演技してると思う)
ただ元々の欠点である理屈っぽい説教くささが増しているが。

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なんにせよ、これ程の知的な創作物には滅多にお目にかかれない。
その点ならば、あの名作「羊たちの沈黙」より上のはずだ。
一見の価値ありとは、こういうものを言うのだ。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-19 22:37 | 隠れた名作

クリムゾン・リバー

今日ご紹介するのは
「クリムゾン・リバー」
(例によって、パート1に限定)

ところで、現在、映画「相棒」が公開されています。
前々から思っている事ですが、全然〝相棒〟してないドラマですよね。
でも題名は大した意味はなく、うまく人気につながればいい訳で、
そういう意味では、成功してますよね。
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逆にこの作品の場合、題名ではなく、
実際の内容に於いて、相棒の描き方が、目を見張るものがある作品だ。

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以前も、コンビ(相棒)が主役の名作を、いくつか紹介したかと思いますが、
今作品の場合、相棒同士元々、別件で捜査しているのだが

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彼らが出会うまでのプロセスが、
実に理想的…っというか最高である。

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神妙で重厚なベテラン刑事に
粗野だが鋭敏な若手刑事と
相性も抜群である。

ゆえに真相を追っている段階の、物語前半は非常に面白い。

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逆にヒロインの存在が微妙である。
いつもなら恋愛が描かれていない作品は、
個人的には寂しく感じる物なのだが、ことこの作品に関しては、余計な気がする。
それにともない、後半は面白くない。
しかも、真相がナチ○とか○子とか、
マンガチックに処理されていてげんなりするのだ。

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しかし、なぜこうも前半と後半で、
印象が分かれてしまうのか?不思議で仕様がない。

最後に余談だが、映画「相棒」に関しては、ドラマは、
私が紹介してきたハリウッド映画を超えるような
ポテンシャルを十分持っていると期待していましたが、実際の出来はまあまあだった。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-11 20:15 | その他の傑作

こんにちは

原油高にともない、仕事(現ガソリンスタンド)の忙しさも
月末に向けて多くなる傾向にあるようです。
月はじめは比較的、更新できそうです。次回は洋画を。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-05 10:08

ハケンの品格

今日は日本のドラマを紹介しよう。
その名も「ハケンの品格」
これから、日本のドラマ・邦画もちょくちょく紹介していくつもりです。
このドラマは、名前のとおり派遣社員を話題にした
ドラマだが、最高だと思います。

まあ、定職を持たない自分の
身贔屓があるかもしれないことは否定しない。

いずれにせよ、この屈指のドラマを
今回は演技者のタイプを交えてお話しよう。
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まずは篠原涼子さん。
彼女は昔、歌やバラエティーなど出ていたが、
演技の世界、取り分け、女優の水が合っていたことは言うまでもない。
彼女は能力で捻じ伏せるタイプではなく、
観察力に優れ、ひとつひとつの役柄において丁寧に勉強する姿勢が凄いタイプである。
まったく同タイプの女優さんに浅田美代子さんがいる。

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彼女が扮する大前春子は、
正義のスーパー派遣として、まあ大活躍をするわけなのだが、
結果として、多岐にわたる能力を表現するのに、
彼女の演技力がつつがなく発揮されている。

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しかしながら、実はこのドラマの最重要キャラは彼女ではない。
(無論重要キャラには違いはないが)

この作品の最重要人物は小泉孝太郎扮する
里中賢介である。

また、俳優にスポットを当てると、
彼は父親譲りの比較的、力で捻じ伏せるタイプの俳優で、
あらゆる役どころを見事に演じ分ける凄みを見せる反面、
演技に対して波があり、細かいミスが目立つタイプである。

この二人、実はいいコンビなのである。
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前者は、実は何気ない心情を表現するのが得意で、
後者は、破天荒なキャラも演じられるポテンシャルを持つ。
だから双方、そういうキャラで改めて組ませてみても面白いと思う。

さあ、この辺でドラマのほうに話を移します。
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先ほども言ったが、この作品の最重要人物は、
主人公ではなく里中主任である。

作中、最も常識離れしたキャラで、
彼の尺度が、周囲を振り回し、
ドラマの物語を意味あるものにしている。
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主人公・春子のパフォーマンスに目が行きがちだが、
彼女の派手な動きも、実は里中の心胆で決まってくる。

彼の人間性が、ドラマを成立させているのである。

素晴らしいドラマである。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2008-06-04 22:26 | 隠れた名作

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