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ミスター&ミセス・スミス

今日は前から予定していた、

「ミスター&ミセス・スミス」をご紹介しましょう。

この作品は、私が好きなテーマを扱っている。
カップルは「ケンカするほど仲がいい」という、
私の信念・理想を具現化しているもので、おもしろいというか…好きなのだ。
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かく言う私は、今明かすが漫画家を目指している。
で、恋愛に関しては、そういう風に描く。
だから、私の漫画には、[良いケンカ仲間=恋人]が多数出てきます。

そういう私の発想に適った恋愛ドラマが、なかなかないなー
と思っていたところで、この作品がありました。
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まあ作品自体の私の評価は、
今までの紹介したモノに比べると、そんなに高くはないのだけど…
それはアメリカ的な無意味な強さのアピール・誇示が若干、目に余るからだ。

アメリカに限らず、世の中、そういう人間ばっかりだけど、
個人的にそういうの〝大っ嫌い〟なんだよね。

…というわけで、次回は、
そういう事を考えさせるテーマにしたいと思います。
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なんか、話が映画からそれてますが、
この映画のキモは、
はじめ、ケンカの原因を視聴者にふせている事ですね。

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思えば、なんかドンパチ系の映画ばっかり紹介してきたような気がします。
しかし、これは偶然ではなくて、
映画・小説・漫画など、エンターテイメント作品において、
最も難しく、レベルが高いものは、
こういった刑事モノやスパイモノなど、
権力・最先端技術・戦闘などを取り扱うジャンルなのである。

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だから、ハイレベルなハリウッド物がそういうジャンルに挑戦するのは、
至極当然の事なのである。

ゆえに、今まで私が紹介してきた映画は、難しいジャンルで、なおかつ面白い、
最上級のエンターテイメント作品である。
(しかも無意味に強さを誇示したり、面白おかしく誇張したり、
そして、お涙頂戴だったりもしなかったしね)

しかし、これも2時間強ぐらいの映画だからこそ、できる芸当なのだともいえる。
これが、数話に及ぶドラマやアニメの連続物では、
とてもじゃないが、まかないきれないだろう。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-29 03:01 | 隠れた名作

ターミネーター3

予定したものは、他にあったのですが、
実は変更して今日はこれにしました。

今回、御紹介するのはなんと「ターミネーター3」
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え!?『3』?
1・2じゃなくて、3?
と驚く方が多いと思います。
見たけど、面白くなかったよ。駄作だった。期待はずれだった。
…と訝しがる方が殆どでしょう。

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確かに、前作・前々作はあまりに素晴らしかった。
(点数をつけるとしたら、5段階評価で『1』が4点。『2』が5点である)
で、あるがために両者と比較するに3は駄作にしかみえないのだろう。
しかし『3』も決して悪い作品ではなかった。点数をつけるとしたら、
3点である。決して駄作ではない。
少なくとも私にとっては、想像していた以上の出来だった。
はっきりいって、ターミネーター3は素晴らしい作品である。

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訴えたい事がしっかりとあったし、
あの名作の続編を、
〝良くこうまでまとめた〟と褒めてあげたい。
2の時点で、ある程度決着が付いていた話なので、
新たな切り口が必要なのだけど、それをちゃんと用意して、
演出の面でも見るべき所はあった。
決して、軽い気持ちで作った続編ではないと、声を大にして言いたい。

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私が、この作品で唯一ケチをつけるとしたら、
女型のターミネーターにした意味が、全くなかったことだ。
せっかく女型にしたのだから、女性らしいエピソードが欲しかった。
そうしないなら、男型で良かったよ。
女だと弱そうだしね…
私が、ストーリーとして文句言う部分が大まかにそれだけなのに、
なぜ、世間ではこの作品がひどい評価なのか?

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ひとつは、俳優がエドワード・ファーロングのような美形ではなかった事。
確かに俳優には演技力も必要だろう。
しかし、俳優のつかさどる第一の素養とは見た目である。
そして、それがもたらす物は
見栄えと言う、映画において決して無視できないファクターだ。
それが致命的に作用したと言わざるを得ない。

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いや、そんなことはない、ターミネーター3は面白くなかったよ。
俳優が美形でも関係ないよ、という方もおられるだろう。
だったら、出てきた俳優・女優が美形だったら、
もし、女ターミネーター的エピソードがあったとしたら、
…というような目で、もう一度、見てみたらいい。

おそらく、酷評するほど悪い内容ではないし、
この作品が訴えるものが、見えてくるだろう。

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そして、その訴えが、やや悲観的なこともあって、
世間には悪い印象が残ってしまったのだ。
それが、第3の理由。

だから、「前作が素晴らしかったために期待が大きい」ということも含めて
4つの理由から、この作品が良く思われにくいわけである。

しかし、そのうち「大きすぎる期待」「悲観的な訴え」の2つはどうすることもできない
条件である。
「3」は初めからそういった逆風ありきの
ハンデを背負った作品だったのだ。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-26 03:32 | タイムスリップ

エネミー・オブ・アメリカ

しげやんの隠れた名作シリーズ。
今回は「エネミー・オブ・アメリカ」

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この作品は〝隠れた〟と言う事もないかもしれない。
なにしろ、人気者のウィル・スミスが主演だ。
とはいえ、皆が話題にするほど有名な作品ではない事も確かだ。
よって、ご紹介するに足る条件は、満たしていると言えるでしょう。

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この作品は、超ハイテクサスペンス物。
最先端・情報テクノロジーの粋を集めた通信網
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そのCG表現による映像化を基盤としている。
その情報収集、ネットワークに裏打ちされた
糸をたどるような線のつながりが絶妙である。

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推理小説を、ゴールを目指す知能フィクションだとすると、
この作品は、スタートから紡がれる知能フィクション
ひとつひとつの運命の糸が紙一重で繋がっていく。

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よくもまー、ここまで考えたものである。
なぜ、これほどの作品が名作と呼ばれないのか?
それはひとえに、唯一『感動』のファクターが抜け落ちているためだろう。
それさえそろっていれば世間の評価も、グンと跳ね上がったと思うのですがいかがでしょう?

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ウィル・スミスがいつもよりトーンを落として、
すかした弁護士を演じています。

ジーン・ハックマンも渋く、
今まで紹介した作品の中では、一番、しっくりいってる二人だと思います。
その点では、前述の「ザ・ロック」より優れてるでしょう。

次回の紹介作もすでに決まっていますが、〝スポーツ編〟をやるかもしれません。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-23 11:35 | 隠れた名作

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \



実は、スピード違反で免許取り消しになってしまいました──ヽ(。・∀・。)ノ── !!!!!

わーい、おもしろいね(*ノ∀`*)けらけら
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-21 20:19

ザ・ロック

しげやんがお届けする隠れた名作シリーズ。
今日は「ザ・ロック」。

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この作品の完成度は、完璧と言っていい。
早い話、ハリウッドでは毎度おなじみのテロリストから逃げつつ、
撃退する話であるが、そのテロリストが訳ありだし、
人質を取る場面があるのだが、そのアイデアが素晴らしい。

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そして舞台は何と「刑務所」で、
ショーン・コネりー扮する『かつてのそこの脱獄犯にして最強の男』が対テロ役として活躍し、
ニコラス・ケイジ扮する『頼りない細菌専門家』が担当する神経ガス兵器が本編の要となる。

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筋も通っているし、脇役にも有名どころをフンダンに使ってるだけあって
作品全体を通して、並々ならぬプライドが感じられる。

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全ての出来事が、油断なく丁寧に用意されていて飽きさせない。

古今東西、ここまで完璧に仕上がってる作品は他に例がないだろう。
シーンに少しの無駄がない。「ザ・パーフェクト」と呼びたい。

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この作品もコネリーの存在感がかえって邪魔になってる感がある。

次回も似た感じの映画を紹介しようと思います。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-19 14:25 | 隠れた名作

ドリヴン

これからは、 
私の考える隠れた名作について
語っていこうと思う。

私がそっち方面よりというのもあり、
今日は御存知、ロッキーのシルベスター・スタローンが
主演ではなく助演として登場しているレース映画
「ドリヴン」を紹介しよう。
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この映画はどうしてもスタローンの存在が強く印象付けられて、
純粋に映画のおもしろさを観て貰えない状況がある。
そういう次第で選択した訳です。

実際、私は彼の事は個人的に大好きなのだが、
役柄的には、彼でなければならないと言う事はない。
宣伝にはなっただろうが、その所為でこの作品の純粋な評価がなされていないような気がする。
彼を起用していなければ、純粋にこの作品が評価されたかもしれない。
ただ、当のスタローンの演技は素晴らしかった。しかし、必ずしも使うべきではなかったと思う…
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この映画、前半は退屈で、
中盤、公道をメットも付けずに走るシーンがあるが、
あれは無理。風圧で目も開けられないはずだ。

そのシーン以降の後半から面白くなる。
展開、精神的訴え、映像。全てに完成度が高く
ハリウッド映画のいい面が出ている作品だ。
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この作品は、カーチェイス物と言う分類に入るだろう。
しかも扱うマシンは「F1」つまり「フォーミュラーカー」で
呼んで字のごとく、「公式」のレースなので、
あまりとっぴな事はできなく、四角四面になりがちだが、
その辺りも問題なく、レースシーンも面白く仕上がっている。
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F1という、世間的に微妙な題材で、
特に女性には、取っつきづらいジャンルだが、
その分、逆に「真実」にぶち当たるかもしれない。
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「男の友情」「野心」「悩み」「誠実さ」「優しさ」
それらが凝縮されている。

〝感動の最高傑作〟とまではいかないが、
後半は〝文句のつけようのない〟内容だった!
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-15 00:12 | 隠れた名作

ジュブナイル

今日は、山崎監督の作品「ジュブナイル」を紹介しよう!
この作品は、言葉にすると〝キッズ冒険SF〟って感じかな。
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「ドラえもんの映画」のような冒険と、
「ニューヨーク八番街の奇跡」のようなSFを
ミックスさせたような作品である。
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子供の頃のドキドキワクワクする様な気持ち、友情、ほのかな恋心
それを現代風のコンピュータグラフィックス映画として完成させている。
その〝表現のアイデア〟がこの作品の最大の魅力である。

あと、山崎監督作品としては珍しく、演技者で光ってる人はいなかった。なぜだろう。

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本作の狂言回しとなるR2-D2をふくろうみたいにした
感じのロボット「テトラ」がかわいらしい。
かわいいロボットのデザインは案外難しいと思う^^;

作中、変身するキャラが出てくるが、本人と入れ替わって話をややこしく
していない所は、あまちゃんの私としては救われた。

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やはり、この作品も「資金」「時間」「人手」などの理由で、
作品を縮小させた感じがある。
監督にしてみたら「リターナー」よりも
途中であきらめたアイデアが多い気がする。
でも、うまく華やかに仕上がったので完成度はいいのではないだろうか。
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唯一この作品は、ひとつの伏線をつぶして、
製作途中で話の筋を変えたきらいがある。
これは、作品の〝質〟よりも〝完成〟させる事を優先するというのは、
大作には実はありがちな事で、仕方ないだろう。
でも、残念なことには違いない。なるべくなら避けて通りたいものである。
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失礼を承知で個人的意見を言わせていただくと、
主題歌「ジュブナイル」はエンディングだけに登場している、
せっかくこういう題名なのだから
ポリシーなのかもしれないが、
そこは本編で使ってやるべきだろう(笑)
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最後に山崎監督の代名詞である〝VFX(Visual Effects)〟とは、
〝SFX(Special Effects)〟つまり〝特撮〟ではない
…と言う意味らしい。
撮影の段階ではなく、撮影後の編集の段階ですべてのCG効果を加えたものを言う。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-10 20:40 | 山崎貴監督

地道にいきます

スポーツと言っても、運動能力だけで競われる訳ではない。
実は使う〝道具〟も結果に影響する。
〝道具の質〟それを〝有効に使いこなす能力〟も結果を大きく左右するのだ。

まず、球技の場合「ボール」だ。
最近は、道具を造る技術も飛躍的に進歩し、ボールは同じ強さで弾き出されても
より強く速く遠くへ飛ぶように、改良されている。
すなわち、パワーのある選手がより能力を活かせる造りになっているのだ。

野球で言えば、大昔はとてもホームランを打てる反発力はなかった。
希代のホームラン王、日本なら「王貞治」メジャーなら「ベーブ・ルース」

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実は彼らは、丁度、ボールが飛ぶように開発された時期に出てきた選手で、
たまたまと言えばそれまでだが、運命の歯車が味方して、
彼らはホームラン王になるべくしてなったと言える。
さしもの彼らも、それ以前ならああは打てなかっただろうと言われている。

サッカーの場合は、最近、やけにロングシュートが決まると思わないだろうか?
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これもボールがより飛ぶように開発されているためである。
昔よりも遥かにスピードに乗って飛んでくるので、
キーパーはとてもじゃないが反応できない。

そう言う訳で、ボールはパワーのあるものが、有利に働くようになってきてるのだ。
もし、ボールが〝威力〟ではなく、〝変化〟を増加する造りになっていたとしたらどうだろう?
おそらく〝力〟ではなく〝技〟を活かす事ができるようなモノになるんじゃないだろうか?

さて、次の機会は、ボール以外のものにスポットを当てて話したいと思う。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-04 21:15 | スポーツ編

リターナー

本来なら、スポーツ編の続きな訳だが、今日は予定を変更して、山崎貴監督の
「リターナー」について話そうと思う。
スポーツ編の続きは明日必ずやります。

この作品はぱっとみ「タ○ミネー○ー」である。
そのせいで、パ○リなのかと、特にタイムスリップ100%否定派の私としては、
一度見かけたときは、それ以上見なかったのだ。

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しかし、内容…特にあらすじは全く別物で、敵はターミネーターではなく異星人である。
おそらく、あらすじ以外の絵的表現、全体の雰囲気を、
ちょっとパ○リで埋めている…というかまとめている…と言う感じじゃないだろうか。
監督自身も意識してそうしてるきらいがあるので、
まあ、そういうものなのだろう。

あらすじからすると、十分そうでなくすることは可能なので、
できれば、そうでないのも見てみたい気もするが…

あと、ふんだんにCGを使った映画としては、資金面も十分ではないだろうから。
ハリウッド映画に比べ派手さに欠け、どうしてもB級映画的に地味に見えてしまうのは気の毒である。

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この作品は、まず役者が素晴らしく、
金城武、鈴木杏、岸谷五朗、樹木希林が鉄板で問題なく、
そのせいで、他のキャラとの差が激しいのが問題と言えば問題か。

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この作品は、武器のリアリティーと
なにより戦術の駆け引きが目を見張る。
CGをふんだんに擁したアクションに重点が置かれている。

ストーリーはと言うと、
その場の見栄えばかりを意識して、やりっぱなし、話がちっともまとまってない代物が、多い昨今。
全体が最終的にきれいにまとまっている所は、山崎監督らしく好きである。

この作品には〝筋〟と言うものがしっかりあった。
逆に言えば、もっとその辺の正当性をアピールするやり方、
「あーそういうことだったのかぁ」と手を叩くべき部分が、しっかりアピールされていないので、
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素晴らしさを見過ごされてしまって、もったいない気がする。

ハリウッド映画のパ○リに見えたり、
ハリウッド映画程資金がないために、地味にならざるを得なかったり、
あらすじがキレイな旋律を立てているのに、見過ごされたり、
何かと損してる作品である。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-03 23:58 | 山崎貴監督

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