カテゴリ:山崎貴監督( 2 )

 

ジュブナイル

今日は、山崎監督の作品「ジュブナイル」を紹介しよう!
この作品は、言葉にすると〝キッズ冒険SF〟って感じかな。
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「ドラえもんの映画」のような冒険と、
「ニューヨーク八番街の奇跡」のようなSFを
ミックスさせたような作品である。
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子供の頃のドキドキワクワクする様な気持ち、友情、ほのかな恋心
それを現代風のコンピュータグラフィックス映画として完成させている。
その〝表現のアイデア〟がこの作品の最大の魅力である。

あと、山崎監督作品としては珍しく、演技者で光ってる人はいなかった。なぜだろう。

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本作の狂言回しとなるR2-D2をふくろうみたいにした
感じのロボット「テトラ」がかわいらしい。
かわいいロボットのデザインは案外難しいと思う^^;

作中、変身するキャラが出てくるが、本人と入れ替わって話をややこしく
していない所は、あまちゃんの私としては救われた。

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やはり、この作品も「資金」「時間」「人手」などの理由で、
作品を縮小させた感じがある。
監督にしてみたら「リターナー」よりも
途中であきらめたアイデアが多い気がする。
でも、うまく華やかに仕上がったので完成度はいいのではないだろうか。
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唯一この作品は、ひとつの伏線をつぶして、
製作途中で話の筋を変えたきらいがある。
これは、作品の〝質〟よりも〝完成〟させる事を優先するというのは、
大作には実はありがちな事で、仕方ないだろう。
でも、残念なことには違いない。なるべくなら避けて通りたいものである。
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失礼を承知で個人的意見を言わせていただくと、
主題歌「ジュブナイル」はエンディングだけに登場している、
せっかくこういう題名なのだから
ポリシーなのかもしれないが、
そこは本編で使ってやるべきだろう(笑)
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最後に山崎監督の代名詞である〝VFX(Visual Effects)〟とは、
〝SFX(Special Effects)〟つまり〝特撮〟ではない
…と言う意味らしい。
撮影の段階ではなく、撮影後の編集の段階ですべてのCG効果を加えたものを言う。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-10 20:40 | 山崎貴監督

リターナー

本来なら、スポーツ編の続きな訳だが、今日は予定を変更して、山崎貴監督の
「リターナー」について話そうと思う。
スポーツ編の続きは明日必ずやります。

この作品はぱっとみ「タ○ミネー○ー」である。
そのせいで、パ○リなのかと、特にタイムスリップ100%否定派の私としては、
一度見かけたときは、それ以上見なかったのだ。

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しかし、内容…特にあらすじは全く別物で、敵はターミネーターではなく異星人である。
おそらく、あらすじ以外の絵的表現、全体の雰囲気を、
ちょっとパ○リで埋めている…というかまとめている…と言う感じじゃないだろうか。
監督自身も意識してそうしてるきらいがあるので、
まあ、そういうものなのだろう。

あらすじからすると、十分そうでなくすることは可能なので、
できれば、そうでないのも見てみたい気もするが…

あと、ふんだんにCGを使った映画としては、資金面も十分ではないだろうから。
ハリウッド映画に比べ派手さに欠け、どうしてもB級映画的に地味に見えてしまうのは気の毒である。

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この作品は、まず役者が素晴らしく、
金城武、鈴木杏、岸谷五朗、樹木希林が鉄板で問題なく、
そのせいで、他のキャラとの差が激しいのが問題と言えば問題か。

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この作品は、武器のリアリティーと
なにより戦術の駆け引きが目を見張る。
CGをふんだんに擁したアクションに重点が置かれている。

ストーリーはと言うと、
その場の見栄えばかりを意識して、やりっぱなし、話がちっともまとまってない代物が、多い昨今。
全体が最終的にきれいにまとまっている所は、山崎監督らしく好きである。

この作品には〝筋〟と言うものがしっかりあった。
逆に言えば、もっとその辺の正当性をアピールするやり方、
「あーそういうことだったのかぁ」と手を叩くべき部分が、しっかりアピールされていないので、
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素晴らしさを見過ごされてしまって、もったいない気がする。

ハリウッド映画のパ○リに見えたり、
ハリウッド映画程資金がないために、地味にならざるを得なかったり、
あらすじがキレイな旋律を立てているのに、見過ごされたり、
何かと損してる作品である。
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  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2007-11-03 23:58 | 山崎貴監督

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