チーム・バチスタの栄光

さて、いよいよ私の考える日本史上最高のドラマを紹介します。
白鳥・グッチの黄金コンビでおなじみの

f0154325_2126080.jpg

「チーム・バチスタの栄光」

色々、反感もあるだろうが、私の考えではこれになります。

しかし、これまでの素晴らしい作品と異なるのは、この作品は決して安定した作品ではないという事。どういうことかというと、この作品は、一貫した尺度に乗っ取って製作されたとはいい難く、全体としていいところと悪いところがある。
要するに、以前紹介した「香港国際警察」のような危うさがあるのである。

f0154325_217064.jpg
が、脚本→監督といったはっきりとした流れではなく、クオリティの高い原作がまずあり、脚本か監督の段階で、その原作をより良くしている人間と悪くしている人間がいる。
…という感じだ。

f0154325_2163477.jpg
全体としては、文句なく素晴らしい。
数多の作品のように原作に頼った作品ではなく、素晴らしい原作を、「現場」が最高の形で完成させた最高傑作である。

f0154325_2162581.jpg
ただ、悪いところもあり、特にcase33での主人公・田口公平のありようは頂けなかった。
…というか、ありえない。ここだけが、唯一の問題だ。一体、誰の責任だ?
せめてここを直せば、ホントに最高なのだが…
要するにそんな欠点を抱えつつ、なんとか漕ぎ着けた最高傑作な訳です。

f0154325_2172611.jpg
話は変わりますが、この間、第2弾として「ジェネラルルージュの凱旋」が、やりましたが、残念ながら、第1弾ほどの出来ではなかった。
知ってる人も多いと思うが、このシリーズ(チーム・バチスタの栄光、ジェネラル・ルージュの凱旋、ナイチンゲールの沈黙etc)は、
「映画版」と「ドラマ版」が存在する。

f0154325_2171513.jpg
チーム・バチスタはドラマ版が圧勝。
そして、ジェネラル・ルージュに関しては、映画版がかなりの出来であった。

チーム・バチスタがひどい出来だった映画版でさえ、素晴らしかったジェネラル・ルージュのドラマ版と聞いて、この最高のスタッフが作る、ジェネラル・ルージュの凱旋か、と実は相当期待したが、まあ、期待が大きすぎた。そうそう最高のものはできないだろう。しょうがない。
ジェネラル・ルージュに関しては映画版に軍配を上げざるを得ない。
短時間なのが功を奏し、インパクトがあったからね。
ドラマは長丁場の分、そこが間延びして、切れ味を欠いてしまうのは宿命といえた。

f0154325_21735100.jpg
だから「ナイチンゲールの沈黙」のように、3時間ぐらいのスペシャルドラマにしたらどうだっただろうとは思う。
そうしたら「映画」と条件的に殆ど同じくなる訳で、完全のガチンコ勝負になり、
そういう意味でも面白かったのではないかと思うんだが……
そうなれば、こちらが勝っただろう。さすがに見るべき所はあり、なかなかの作品ではあった。
特に医学的描写は素晴らしく、私はそこがよくわからない分野である事がマイナス要因だった。

話が逸れたが、そういったシリーズを築き上げた原作もさることながら、このドラマはドラマ自身が最高傑作として疑いの余地はない。

f0154325_21173425.jpg
俳優らも素晴らしい面子だったし、
特に、電車男で名演した伊藤淳史と、私が以前から目をつけていた仲村トオルは、文字通り最強タッグとなった。彼らの表現力は今作品には不可欠だった。

f0154325_2174625.jpg
つくづく、最後の完成度は現場次第なんだなァと感じました。
次々回は、同じように現場が完成度を決めた傑作を紹介します。

余談だが、私なら垣谷ではなく執刀医は鳴海に代わって
チームバチスタは完全復活。こんなラストにします。そのほうが盛り上がるでしょ?

最後に、最高傑作という割には、文句が多かったと思いますが、それだけ、この作品を評価し、愛してるということです。あとドラマや映画は、漫画などの原作よりも作品全体の質を上げたり落としたり、左右する要因が多分にある…
と言う事も関係しているでしょう。
[PR]

  by s_h_i_g_e_y_a_n | 2010-07-16 21:08 | 隠れた名作

<< いちお ごめんなさい >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE